日頃からご贔屓頂いている川口市の氷川神社様 の鳥居交換などをさせて頂いております。そして今回、神社へご参拝に来られた方々が、この夏の暑さを少しでも和らげ涼しめるスペースを造ってもらいたいという内容のお話を頂きました。場所は社務所入口横のスペースです。
▼イメージに合う木、石を見つけ出しました。福島県の水辺で育った樹齢380年の栗の木です。栗の木は水に強く、今回の工事には一番最適な木です。三週間かけて見つけたこの栗の木は、面を削り現れた年輪が力強く存在感があり、何とも言えない味わい深い佇まいをしています。石は天然の御影石を選びました。親交のある地主様のお庭にあったものをお願いしお譲り頂きました。とげのない柔かな肌触りです。
▼はじめに、栗の木を仕上げていきます。
まずは、荒仕上げとしてカンナとやすりを使い表面を整えていき、その後小刀を使い成形し細かい部分を仕上げていきます。水通しは竹を加工し作成。
▼会社にて配置のシミュレーションをします。
現場で時間をかけることのないよう、見栄えの良い角度などを確認します。
現場では土台敷きからスタート。その後防水シートを敷き石を配置します。
目隠しに使用する竹を一本一本成形していき、それを打ち付けていきます。
▼栗の木を設置し、石と砂利を丁寧に配置。
いよいよ水通しの竹を設置し配置やバランスの最終確認。
この後一週間ほど時間を空けコンクリートを乾かし、砂利などのバランスを再度調整してお引き渡しとなりました。
施工後